売上が低迷する企業に訪問すると、真っ先に出るのは競合先というライバルの話です。
○○の企業が××だから、その影響を受けて・・・。

しかし私は、中小企業がライバルを競合先と捉えて、売上低下の影響の理由にするのは、根本的に考え方が間違っていると思います。

巨大企業であるドコモがソフトバンクをライバルとして理由に説明するなら話は分かります。

しかし、中小企業の多くは、市場シェア(自社売上÷マーケット全体の売上)が非常に低い企業がほとんとです。

そのため、客層、エリア、販路を少し変えれば、「マーケットに対してほんの小さな自社の売上不足分」をカバーするだけの顧客には、簡単にたどりつけるはずです。

つまり、本当のライバルは、「少し何かを変えてみよう」という意識と、「何らかの新しいこと」を行動にうつせていない「自分たち」なのです。

好調な会社にヒアリングに行くと、「なかの問題点」をたくさん語ってくれます。
低迷する企業ほど、「よその問題点」をたくさん語ってくれます。

好調な会社は、結局は自分たちがライバルであり、今までの自分たちをどのように超えて、より良くなるかを常に考え実践しています。

では、好調な企業は、競合先をどのように見ていると思いますか?
 
私の感覚では、競合先=手本(マネ事例)であり、競合先=反面教師(回避事例)として、非常によく見ています。

私自身も、「退職した前職がライバルになるね」と言われることがありますが、全くそのようには思っていません。よく知っている分、最高の手本であり、最高の反面教師です。

それよりも、私自身がお客様にとってより良いサービスや高い成果を出せるかどうか、そのために自分がどう自分自身に勝てる(克てる)かどうかが大事なことです。

みなさんはどんなライバルを見ていますか?
本当のライバルと戦いましょう。
そして打ち克ちましょう!

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