今日から4月ということで、新しい環境に移られる方も多いことでしょう。
私は社会人8年目となるわけですが、今年は独立という変化の1年目にあり、大きな環境変化を感じています。

例年この時期は、新入社員に向けての研修と報告書作成でとても忙しい時期であり、桜を楽しむ余裕などなく、新人の社会人としての気持ちの切り替えをどう促すかで頭がいっぱいでした。

今年は新入社員の前でお話させて頂く機会はございませんので、代わりにこのブログでメッセージを述べたいと思います。

1.努力をするな!夢中になれ!
「努力をするな」と言うのは、「手を抜きましょう」ということではありません。
「努力をしている」と感じているうちは、まだまだ仕事が好きになっていないということです。
目の前の仕事を好きになり、目の前の仕事を本当に楽しめれば、「夢中に」なります。
「もっと上達したい」「もっと覚えたい」と心から強く思えば没頭し夢中になります。
それくらい、仕事を好きになって下さい。
好きになれるよう、仕事の良いところや楽しいところを探して下さい。
好きという気持ちは自分の心持です。
好きになるために気持ちを作るということに違和感を感じる人もいるかもしれませんが、どうせ働くならば、好きになったほうが人生楽しいと思います。
仕事を好きになり、夢中になって下さい。

2.1秒、あと1歩にこだわれ!
新人として任される仕事は様々でしょう。どんな仕事でも、
どうしたら1秒でも早くできるのか?
どうしたらあと1歩品質を高めることができるのか?
自分の頭で考えて下さい。
自分の頭で考えるというのは、周囲の先輩のやり方を盗むということも含んでいます。
どんな方法でも良いので、結果の質を高めて成果を出すために、自分の頭で考え、工夫をし、あと1歩品質を高め、あと1秒ずつ縮めながら仕事をして下さい。

3.評価は周囲にゆだねろ!
自分の評価は周囲の先輩に任せてみましょう。これには2つの意味があります。
1つ目の意味は「相手に評価されてこそ本当に意味がある」ということです。
どんな仕事でも、些細な作業でも、相手が喜んでくれなければ、いい仕事ができていないということです。
常に相手の反応を観察しましょう。
そしてそれを謙虚に受け止めましょう。
2つ目の意味は「自分の可能性を自分で潰さない」ということです。
「私は○○が苦手」とか「私は○○専攻」など、自分で自分へのイメージを持っているかと思います。
ただ、よくよく考えてみると、まだ20年前後しか生きていません。
また、そもそも本当に夢中になって打ち込んだり、勉強したりしてきましたか?
多くの人が、やり切っていないのに諦めているだけだと思います。
だから、仕事においては、自分で自分を安易に評価せず、周りの人が本当に止めるまで、とことんやってみて欲しいと思います。

本当はもっと多く伝えたいことがあるのですが、まずは上記の3つをとことん追求して欲しいと思います。
そうすれば、必ず新しい世界が、いっそう良い扉を開いてくれます。

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